風見篤史のブログ


by akazami
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セレンデピティ

2011年1月29日(土)
セレンデピティ
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みんなはどんな生活を送っているのだろう?
僕は今、いろんなことを考える余裕がまったくない。ひたすらに働いている感じ。余裕が欲しいが、余裕がない。今の働いている仕事の先輩が「時間は作るものだ」と言った。なるほど、作る気になれば時間は作れるのだろう。しかし、余裕がないのだ・・・。プライオリティの問題である。自分の中で優先順位を決める。「今、一番に力を入れることは何だ?」「何を優先するべきなのか?」

茂木先生が言う”セレンディピティ”(発音が違うか?)が突如僕に訪れ、ひらめきと共に東京に舞い戻ってきた。僕は先生のアジテーションに乗って行動を起こしたのだ。卵を割らなければ、オムレツは作れない。自分の心は「自分がどうなりたいのか」を既に知っている。心の声に忠実にあるべきなのだ。”しんどい”のは当たり前である。

東京は素晴らしい街だ、盲目的に「素晴らしい」と断言できる。自分の欲求に忠実な人間がいっぱいいる。リスクを承知で自分のやりたいことを実行している。男も女も金持ちも貧乏もオシャレもオタクもいい人もヤクザもホストもキャバ嬢も天才もバカもオリジナルもまねっこも・・・。みんなタクシーに乗りたいのではないのだろうか?

むちゃくちゃな文章だ。

僕はニュートラルでありたい。
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by akazami | 2011-01-30 01:37 | 日々のこと

名言015

2011年1月27日(水)
名言015
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卵を割らなければ、オムレツは作れない。
You can't make omelet without breaking eggs


                                by オール・ザ・キングスメン
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by akazami | 2011-01-27 02:27 | 名言

再び東京へ

2011年1月26日(水)
再び東京へ
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再び東京に戻ってきてから1週間が過ぎた。
今年の正月明けに突如浮かんだアイデアを強引に実行してしまったのである。自分でも驚くほどのスピードと行動力を発揮し、環境を激変させたのだ。いろいろ迷ったが、熟考に熟考を重ねた上、衝動的に”田舎”を飛び出した。35歳の再上京である。

僕は人生をステージに分けて考えるている。第1ステージ(20代)第2ステージ(30代)第3ステージ(40代)・・・。周りの友人たちがみんな努力しそれぞれの分野で活躍していく中、僕は第1ステージと第2ステージ前半までの”大切な時期”を無駄なプライドと精神の病とアルコールでほとんど棒に振ってしまった。映画を撮ることも出来ず、暗く長いトンネルに迷い込み、泥沼にはまって心と体がボロボロになってしまった。

そして僕も35歳になった。第2ステージの折り返し地点である。この第2ステージの残りの5年間の過ごし方で第3ステージが決まると僕は考えている。動くなら”今”しかないと強く思いリスクは大きいがまた東京にも戻ってきたのだ。来てしまったからには、前を向いて走るしかない、しかもトップスピードで。とにかく全力疾走あるのみである。

さぁ、僕の人生はどうなることやら?
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by akazami | 2011-01-26 08:15 | 日々のこと

パーマネント野ばら

2011年1月24日(月)
『パーマネント野ばら』
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2011年に入ってから、短期間の間にいろいろな物事が信じがたいスピードで変化している。環境が変われば気持ちも当然変わるし、当然疲れる。毎日クタクタになりながらも気持ちは”映画モード”に入っているので普段は借りてこない新作DVDを真夜中に観ている。

DVD『パーマネント野ばら』(監督:吉田大八)を鑑賞する。ビールを片手に。
傑作『不抜けども、悲しみの愛を見せろ』の映像作家吉田監督の新作ということで期待していたが、正直うーん・・・いまいちという印象を僕は受けた。映像派の吉田監督作品をノートPCの小さい液晶画面で見ていること自体まともに感想を言える立場ではなく、近藤龍人君の撮影もまともにわからない・のが悔しい・・。

菅野美穂は演技派の女優とは思うけど”映画女優”にきっとずっとなれないと僕は思う。この映画でも彼女から”いい”イメージは全く受けなかった。西原理恵子原作だからあくの濃いキャラが多く出てくるが全員漫画チックで人間味が少しもなく、奥寺さんの脚本もセリフ重視の無理やり感があり、『腑抜け~』の時の田舎を美しく描く独特の映像センスやキャラクターを魅力的に描く演出力もいい形で映画に反映されていなかった。

原作モノで”女の情”がテーマという監督にはかなり高いハードルだったのだろうとおもう。同じ失敗作に近い失望感を山下君の『天然コケコー』を観た時にも受けたことを思い出す(ちなみに『天コケ』の撮影も近藤君)。「プロデュサー側からくる正直乗り気がしない企画」をどう面白く魅力的な作品に仕上げるかに監督は”苦労したんだろうな~”と想像してしまった。それが映画に全部出てしまっている・・・。それが観客に見えたら映画は面白くないに決まっている(まぁそんな想像をする人間も少ないと思うが)。

しかし今後も吉田監督への期待は変わらない。どんな人間も傑作ばかりは作れない。ピカソもプロコフェイフも膨大な駄作も作っている。芸術家は佳作や駄作を挟みながらたまに良作や傑作を発表できればいいのである。そういう意味でこはの『パーマネント野ばら』は佳作であると言える。


c0107704_0575537.jpg『パーマネント野ばら』(2009年/日本)
監督:吉田大八   ★★
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by akazami | 2011-01-25 01:02 | 映画

『アウトレイジ』

2011年1月21日(金)
『アウトレイジ』
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DVD『アウトレイジ』(監督:北野武)を鑑賞する。
ここ最近駄作を連発していた武監督が放つ久し振りの素晴らしい作品がこの『アウトレイジ』だ。今観たばかりなのだが興奮してどうにも眠れそうにない。とにかくたけし的バイオレンス全開の痛快エンターテイメント映画で、エンドクレジットが上がってきた時に「あ~映画観たなぁー。映画は芸術だけではないんだなー」痛感し、尚且つ非常に最高の気分になった。

やくざの暴力的で破滅的な群像劇を描いた作品だが、何が素晴らしいってその圧倒的に脚本の構成力に度肝を抜かれた。初期の芸術性やバイオレンス注目されがちだが、実はたけしのシナリオ創作の実力はあまり語られていないと思う。主要登場人物だけでも15人以上いるが、その全員が悪意と下心を胸に殺しあう物語をとてつもない構成力とストーリーテイリングで見事にまとめあげている。僕はずっと話の展開にハラハラドキドキが止まらなかった・・・。

またたけしが考え抜いた“痛い暴力”をあらゆる映画的見せ方で描写し、もう”痛いバイオレンス(暴力)”のオンパレードだ。世界広しと言えどもこれだけの暴力レパートリーを描ける監督は他にいないだろう。やはり暴力映画になるとたけしは輝き、たけしの“いい才能”が映画に写る。

この映画についてはもっと色々書きたいが、少しは寝なきゃいけないので・・・。
芸術美としての映画性ではなく、エンターテイメントとして映画性が見事に爆発した素晴らしい傑作である(しかしながらストーリー自体は映画芸術美の極致である『ソナチネ』とほとんど同じであるのが不思議なところだが、今回はたけしが完全にエンターテイメントとして映画を撮っている)。

僕は4作目の大傑作『ソナチネ』以来の、長い年月経て撮った傑作がこの『アウトレイジ』だと思う。


c0107704_1682281.jpg『アウトレイジ』(2010年/日本)
監督:北野武   ★★★★☆
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by akazami | 2011-01-21 16:13 | 映画

『男性・女性』

2011年1月17日(月)
『男性・女性』
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VHS『男性・女性』(監督:ジャン・リュック・ゴダール)を鑑賞。
この映画の「圧倒的なつまらなさ」と「圧倒的なスタイリッシュなデザイン性」ななんなのだろう?「おしゃれ」「難解」「ポップ」「知ったかぶり」「優越感」「意味不明」「コンプレックス」といったゴダールについても一般的な見方(またはイメージ)が凝縮されたゴダール映画の極北がこの66年『男性・女性』のような気がする。

ストーリーなどよくわからない、単純にすごくつまらない。しかしパリのカフェを中心に撮影されたモノクロの断片的なフィルムの圧倒的なデザイン美はひたすらにオシャレで美しい・・・。菊池成孔が「カフェゴダール」と呼ぶのもよくわかるが、左翼に被れた若者(ジャン・ピエール・レオー)がパリのカフェでエスプレッソを飲んだりピンボールをはじきながら女の子を必死に口説いている、そんな映画である。

美しいタイポグラフィーで挿入される字幕も含め、即興的でありながらも極度にスタイリッシュな画面構成。モノクロの映像美。ぶつ切りにされる場面と音楽。このゴダール映画における「映画デザイン性」にこそに僕は心底魅了される。僕はゴダールの表層しか観ていないのかも知れないが、それでいいのだ。映画的な物語の無さ苦心しつつも、カフェゴダール万歳である。


c0107704_038597.jpg『男性・女性』(1966年/フランス)
監督:ジャン=リュック・ゴダール   ★★★   
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by akazami | 2011-01-18 00:41 | 映画

『霧の中の風景』

2011年1月15日(土)
『霧の中の風景』
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ここ最近の苦しい精神状態からやっと回復してきたようだ。しかし、いつまた鬱の波が押し寄せてくるかわからない。いったん波が立つともう恐怖と憂鬱と強烈な不安感(あるいは絶望感)に耐えるしかない。そう、耐えるしかないのだ。この絶望感に打ち勝つにはポジティブな思考しかない。「なるようになるさ」と気楽に考えるのが一番有効であるが、なかなかできないのが僕である。

VHS『霧の中の風景』(監督:テオ・アンゲロプロス)を鑑賞する。
昔見たときの美しいイメージがあったが、今回は全体としてあまり心に響かなかった。もっと美しいロングショットがたくさんあった印象だったのだが、どうもグッとくるようなイメージがない。それにアンゲロプロスはビスタサイズかシネスコだろうと思い込んでいたのだが、『旅芸人の記録』など他の作品も含めてこの監督はスタンダードで撮っているようだ。あれー?

しかしながら、無人の高速道路でのシーンや、雪を見上げて動かない大人たちの中を駆け抜けてゆく少女たち、海から突如引き上げられる人差し指の欠けた巨大な石造、など幻想的な場面はやはり秀逸。

この監督は贅沢な芸術家でイメージに合うような曇天の空を10日も平気で待つらしい(昔蓮貫重彦のインタビューで読んだ)。まるで黒澤明のようで今の日本映画界では考えられない・・・。ギリシャでもアンゲロプロスだけは別格なのか?

アンゲロプロスはまだ未見の作品はいくつかあるがあまり気が進まなくなった。もっと天才的な映像作家の印象があったのだが・・・。同じビクトル・エリセやタルコフスキー、ホウ・シャオシェンなどの風景系の作家見直してみたらどうなのだろう?『ミツバチのささやき』などは学生の頃はおおーと感動したが、今観たらけっこう退屈な作品なのかもしれない。

c0107704_4564296.jpg『霧の中の風景』(1988/ギリシャ)
監督:テオ・アンゲロプロス   ★★☆
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by akazami | 2011-01-16 05:09 | 映画

名言014

2011年1月14日(金)
名言014
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全てが失われようとも、まだ未来が残っている

                                          by ボヴィー
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by akazami | 2011-01-14 21:39 | 名言

恐怖

2011年1月9日(
恐怖
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『ヒミズ』の主人公の目だけに見える化け物。
トイレで「ダメだ、生きられない・・・」と泣き崩れず『バッファロー』のギャロ。
『SR サイタマノラッパー』の逃げるように再上京するAV女優の後姿。
愛猫の死。
名言:森の分かれ道では人の選ばぬほうを選ぼう。すべてが変わる。


体の奥底から”強い恐怖”が湧き上がってくる・・・。
でかい恐怖がやってきた。
どうしよう、ものすごく怖い。
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by akazami | 2011-01-09 17:48 | 日々のこと

アイデア02と人生設計

2011年1月5日(水)
アイデア02と人生設計
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今日、突拍子もないアイデアを思いつく。
うーん、どうしようか?このアイデアは人生設計や自分のささやかなライフプランを大きく揺さぶるレベルだ・・・。アイデアの突拍子さはずば抜けておりリスクも大いにあるが、その先の可能性は十分に検討に値する気がする。尖がった思い付きの分だけ、いざ実行するには勇気がいるが、エッジの効いたアイデアや方向性は思い切ってやってみて、実際に動いてみなければわからないことがたくさんあるのだろう・・・。うーん・・・これはちょっとペンディングだな。

ある友人は言っていた。靴下のみでびちゃびゃになるとわかっていながら泥道を進んでいくの簡単な気持ちではできない・・・。登山者を遠くから眺めている人からはさぞ気持ちよさそうに見えるが、実際に登っている人間は靴なしで岩場を登る”痛さ”を身に沁みるほどよく知っているのだろう。”表現”という山にはロープウェイもあるが、そのチケットを持っているのはごく一部の人間ありほとんどの表現者は泥道を歩いて進んでいくしかない
(しかし実際に山を登り始める人間は表現したいと思う人間の中のほんとにごく一部で、ほとんどの一般人は遠くから山を眺めているだけである。ここは非常に重要である)。

じゃ自分はどうする?・・・。まともにやったらどう転んでも勝ち目はなさそうだ。じゃどうする?無理せず平野残って家庭菜園でもするか。それともインターネットの革新性を利用してどこからかみんなが知らない新品の靴を手に入れるか。思い切って違う山に登るか。


年始から頭がグルグル回る。
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by akazami | 2011-01-06 00:00 | 日々のこと