風見篤史のブログ


by akazami
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素敵なキャッチコピー013

2010年12月28日(火)
素敵なキャッチコピー013
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変わらなきゃ

                                           by 日産



昔、イチローがCMでテレビのこっちに語りかけてた。
ずっと変わっていないように見えるイチローが言うから、
重い一言。
シンプルで、力強くて、クールな言葉。

そう、変わらなきゃ。
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by akazami | 2010-12-28 22:04 | キャッチコピー

『バッファロー'66』

2010年12月24日(金)
『バッファロー'66』
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全くクリスマスという感じがしない・・・。
田舎の会社で地味に働いていれば、クリスマスイブも地味に過ぎていく。12月24日は誕生日ということもあり、人一倍クリスマスには思い入れがあり大好きなのであるが、35歳にもなるとキラキラした出来事はほとんど起こらないのだが、まぁ仕事をしているだけましである。今は誕生日より仕事が大切。

DVD『バッファロー’66』(監督:ヴィンセント・ギャロ)を鑑賞。
僕の大好きな映画で日本でも異例のロングランヒットした、90年代アメリカ映画の大傑作。監督・脚本・音楽・主演のギャロの美的センスと実験的なスタイルが見事に凝縮され、近年稀に見る洗練された“映画デザイン性”を持った作品である(クレジットタイトルのデザインは絶品の一言)。そのどこかアンティークレトロな色調で非常にフォトジェニックな美的映像センスはギャロ独特の圧倒的な映像美学に貫かれている(16mm撮影なのだろうか?)。

通常では考えられないようなカット構成やラストの銃撃シーンでのマンガ的なデフォルメ処理、突然照明がスポットライトに変わりミュージカルが挿入されるなど実験性は、非常にハイクォリティーかつ現代的な映画芸術性を感じさせ、ヴィンセント・ギャロがただのおしゃれな異端派ではなく、間違いなく真の映画作家であることを証明している(ちなみに映画作家としてのギャロの映画美学は2作目の『ブラウン・バニー』で極度の洗練化を遂げることになる)。

しかし、この映画で最も魅力的な部分で、多くの人にこの映画が愛される理由はギャロ自ら演じる主人公ビリーのキャラクターだろう。公開当時僕のことをよく知る友人2人が口を揃えて言ったことは「これは風見によく似ている。ていうか、これ風見だよ」・・・。どうなのだろ?


いずれにしろ『バファロー’66』『ブラウン・バニー』と独自の美学に貫かれた傑作を作り上げたヴィンセント・ギャロの次回作の発表を、僕は首を長くして待っている。



c0107704_14441669.jpg『バッファロー'66』(1998年/アメリカ)
監督:ヴィンセント・ギャロ   ★★★★
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by akazami | 2010-12-24 14:46 | 映画
2010年12月22日(水)
流れ星とユニクロと自己陶酔
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昨日の夜仕事の帰りに流れ星を見る。超ハッキリとした明確な流れ星。過去に見たことがないほどにクリアな流れ星。すごいなぁ・・・完全に星が流れて一瞬で消えていった・・・。僕は当然のように感動してワクワクして「こりゃいいことあるな」と思いながらも、また当然のように「この短時間に願い事を三つ願うなど時間的に不可能だろう・・・」とも思う。

今日は電車で僕の前に隣同士で座った男二人が同じユニクロのダウンジャケットを着ていた。偶然だろうが同じ黒のダウンジャケット。明らかに変な光景に唸ると共に、ユニクロのすごさを実感した。これは偶然の見えるが必然のような気もする。日本のユニクロ化を痛感した次第だ。

家に帰る前に24時間のスーパーに寄り、赤ワインのみを1本を購入したが袋をくれないのでそのまま瓶を握り締めて車へ。スーツでワインの瓶を持って歩いている。「これって、ちょっとかっこいいよくないか?」と自己陶酔。部屋に帰ってチャーリーパーカーを聴きつつ、ワインを飲みつつ、チーズを食べつつ。「これけっこう村上春樹的でカッコイイではないか?」とまた自己陶酔。しかし、自分のメタボなお腹と危機迫る毛髪はどうにも村上春樹的ではなく、自己幻滅。
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by akazami | 2010-12-22 22:35 | 日々のこと
2010年12月20日(月)
不可解な人デビット・リンチ
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どうやら映画モードに入ってきたようだ。
僕は理由はよく分からないがなんらかのバイオリズムによっていろいろなモードに切り替わる。音楽モード、映画モード、読書モード、酒モード、恋愛夢想モード、過食モード、過眠モード・・・・。気が付くと勝手に趣向チャンネルが切り替わっていて、「あっ、今映画モードにきてる」と大体は後から分かる。

DVD『ワイルド・アット・ハート』(監督:デビット・リンチ)を鑑賞。
僕はみんながイイというが、どうしても苦手な監督が何人かいる。コーエン兄弟。塚本晋也。そしてこのデビット・リンチだ。みんながうまいと言うしすごく、確かに美味しそうだから食べてみると意外にマズい。でも新しいメニューがくるとやっぱ美味しそうなので「今度は?」と食べるとやっぱマズい・・・そういう感じの監督が僕にとってのリンチ。

『イレイザー・ヘッド』『ブルー・ベルベット』『ツインピークス・TVシリーズ』そして極めつけの『マルホランド・ドライブ』・・・。その独創的なリンチワールドは不可解で不気味で不明瞭で不条理・・・。全部「不」が頭文字について回る人なのだが、いつも彼の映画を観てみると、なんていうか後味が悪いのである。決して悪い作品ではないのだろうけど、生理的に合わないのだろう。

作品世界はものすごく狂っているのだが、きっとリンチ本人は全く狂気とは反対に頭脳明晰でクールな思考の持ち主のような気がする。好きじゃないのになぜかまた観たくなる・・・。



c0107704_22195148.jpg『ワイルド・アットハート』(1990年/アメリカ)
監督:デビット・リンチ   ★★☆
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by akazami | 2010-12-20 22:27 | 映画
2010年12月19日(
『ヌーヴェルヴァーグ』、『新ドイツ零年』
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VHS『ヌーヴェルヴァーグ』監督ジャン=リュック・ゴダールを鑑賞。
アランドロンを主演に迎え、ロマン湖の美しい風景の中で撮影された作品であるが、非常に退屈であり僕にはその良さを理解、感じることができなかった・・・。物語性は他のゴダール作品に比べると明確になっているが、登場人物も映像も心を打つものがなく、60年代に見られた映画デザイン性もほぼない。黒沢清はオールタイムベストの中にこの作品を挙げているが、僕にはその”よさ”も”価値”もこの映画に見出せない。

VHS『新ドイツ零年』監督:ジャン=リュック・ゴダールを鑑賞。
ドイツの会社から「孤独」テーマに依頼され撮影された作品であるが、この映画にも映画的な魅力は全く感じられなかった・・・。ロッセリーニの『ドイツ」零年』などの古いドイツ映画の直接の引用、ゲーテなどのドイツ人詩人の引用・・・例のごとくゴダール得意の字幕の挿入やナレーションで引用に嵐を引き起こす。画面全体がずっと暗く悲壮感が映画全編を覆う。『アルファビル』以来のレミー・コーションの登場も悲壮感をますだけで、老人が薄暗い街をブラブラするだけにしか感じられない。

『ヌーヴェルヴァーグ』
監督:ジャン=リュックゴダール(1990年/フランス)   ★

『新ドイツ零年』
監督:ジャン=リュックゴダール(1991年/フランス・ドイツ)   ☆ 
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by akazami | 2010-12-19 11:10

名言013

2010年12月18日(
名言013
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森の分かれ道では人の通らぬ道を選ぼう。すべてが変わる  
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by akazami | 2010-12-19 02:21

シネフィル

2010年12月17日(金)
シネフィル
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僕はシネフィルではない。
シネフィルという言葉がある。映画狂という意味。人よりちょっと多く映画を観ている単なる映画好きや映画の知識が豊富な映画愛好家とはわけが違う。シネフィルとは狂ったように映画が好きで映画に人生を捧げ、病的に映画を観ている人々である。

「僕は60年代のゴダールが好きだなぁ」とか「私のフェイバリットはアンゲロプロスの『霧の中の風景』ね」なんて言っているインテリを気取った大学生などはシネフィルとは呼ばない。ただの映画マニアである。シネフィルとは『断絶』以外のモンテ・ヘルマンの作品ついて嬉々として語ったり、小津ではなく「加藤泰のローアングルは凄い」などと言っている人種である。その映画への愛情は常軌を逸しておりそれはもう狂気ですらある。正しくシネフィル。具体的人物としては蓮貫重彦、黒沢清、青山真治、中原昌也、阿部和重、篠崎誠、松江哲明などなど

「カウリスマキのベスト1を挙げるとしたら、やっぱり『愛しのタチアナ』だな」などと車の中で一人呟く僕は“映画好き以上シネフィル未満”か?
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by akazami | 2010-12-17 21:49

『右側に気をつけろ』

2010年12月15日(水)
『右側に気をつけろ』
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VHS『右側に気をつけろ』ジャン=リュック・ゴダールを鑑賞。
ゴダール80年代の隠れた傑作がこの『右側に気をつけろ』。
とにかく鮮烈なゴダールらしい原色映像イメージも、物語をと遠く離れズタズタに再構築された音響設計も最高度にゴダール/ソニマージュであり、僕は観ていて物語の理解などを超えて(最初からストーリー展開など気にしていない)直接脳や感情にビリビリくる真に芸術作品としてこの映画を”体感”した。

空港でのシークエンスはドタバタコメディーであり、リタ・ミツコのシーンではドキュメント風、白痴のシーンは難解な寓話ファンタジー。これがゴダールの天才的な編集感覚でリミックスされPOPな仕上がりとなっている。まぁこんなまともに物語などない映像音楽リミックス実験映画を簡単に撮りきってしまうのは世界広しと言えどもゴダール先生しかいない。

僕はこの『右側に気をつけろ』が大好きである。物凄いレベルで表現された素晴らしい芸術作品。芸術としての映画の持っている”本質的な価値と可能性”を見せてくれている気がしてならない。


c0107704_162755.jpg『右側に気をつけろ』(1989年/フランス・スイス)
監督:ジャン=リュック・ゴダール ★★★★
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by akazami | 2010-12-16 01:07 | 映画

single-8

2010年12月14日(火)
single-8
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週末にふらりと立ち寄ったリサイクルショップで何か放り出し物はないかと漁っているとなんとsingle-8を発見。それもズームもできるいいヤツなのに値段がなんと300円!店員さんに聞くと動作確認していないので動かないかも知れないと・・・しかし「これ買った!動くかどうかわからんが超渋くてカッコイイし、これ買った!」。とウキウキで購入。

家に帰って早速電池を入れてみると・・・ウィーンウィーン!とカメラが回りだした時にはもうにんまりである。へへへsingle-8買っちゃった。映画を撮る予定も計画もないのにカメラ買っちゃった。古い8ミリカメラ買っちゃった。わーい!8ミリ8ミリ。昔にどこかで買った古い映写機はあるので、あとは東京のどっかのマニアックな店でフィルムを手に入れれば撮影できるし、映写もできるぜ。

8ミリには8ミリにしかない深い味わいがある。その粗い粒子のざらついたフィルム映像は、どこか懐かしい郷愁を誘う。そういえば、ヴェンダースの『パリ、テキサス』の中で印象的に8ミリ映像が使われていたことが記憶に蘇る。8ミリ独特の映像は使い方によって映画に鮮烈なインパクトを与えることができるのだ。
あーイメージが広がるのさ。フィルムを買ったらまず家のネコどもを撮ってやろうか。

(ちなみに上の写真は自分のケータイで撮ったものだが、なぜだかフィルムっぽい感触のトーンでとってもいい感じである)
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by akazami | 2010-12-14 22:39

素敵なキャッチコピー012

2010年12月12日(
素敵なキャッチコピー012
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帰ってくるあなたが、最高のプレゼント

                                         by JR東海




この時期になると毎年この素敵なCMシリーズを思い出します。とても大好きなCMです。
【YouTube】
http://www.youtube.com/watch?v=ZGu7SGxNWyo&feature=fvw
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by akazami | 2010-12-12 06:42 | キャッチコピー