風見篤史のブログ


by akazami
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眠りがひどく浅い

2010年9月27日(月)
眠りがひどく浅い
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眠りがひどく浅い。
これは昔からではあるが、僕の睡眠の深度は恐ろしく浅いのだ・・・。これはわからない人には全くわからないだろうが、かなり苦しい。いくら長い時間寝ていても、まだまだずっと眠いのである。

疲れているはずなのにぐっすり眠れるということがなく、果てしなく夢を見続け、朝が来ても一向にスッキリしない。1,2時間ごとに目が覚め、煙草を吸ってはまた眠り、また目が覚めては煙草を吸う。食事も摂らずにひたすら浅い眠りが続く。頭はボーとするは、何もやる気も出ないは、もうどうしようもない。貴重な休日も意味不明な夢と一緒に過ぎていく・・・。

だから僕は”夢”というものが大嫌いである。毎日不可解な物語に2,3本付き合わされる。やはり自分が登場することが多いが、それも楽しい話などなく、ひたすらに脈絡のない波乱万丈な展開が待ってる。もうカオス、カオスである・・・。本当にいい夢など見たためしがない。疲れるだけだ。

睡眠は人間にとってとても大切である。
とても大切である。
ここに問題があると、いろいろなことに影響する。

何も考えず、ぐっすりと眠りに落ちたいのだ。
それだけだ。
僕は深い眠りというものに、ずっと憧れている。
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by akazami | 2010-09-27 21:04 | 日々のこと

夏終了とパリとお洒落

2010年9月25日(
夏終了とパリとお洒落
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衝撃的に暑い、そして長い夏がようやく終わったようである。
本当に暑かった。やっと過去形で言えるのかもだ(再度暑くならないとは限らない)。よくわからないが今年の夏がたぶん35年生きてきて一番暑かった気がする。苦しかったぜ。

昨日妹が旅行から帰ってきた。どうも友達とフランス行ってきたらしくシャンゼリゼ通りやルーブル美術館のの写真を見せられた。非常に羨ましい限りでなんとお気軽ツアーのくせにモンサンミッシェルにまで足を伸ばした模様。世界でナンバー1に美しいあの城だ。朝焼けの中羊の群れのむこうに見えるモンサンミッシェルは素人写真であっても圧倒的に美しい・・・。

妹は29であるが、僕も同じ29歳の時にフランスへ行っている。1週間くらいパリの街をフラフラしていた。パリは大好きである。というかフランスという国が大好き。トリコロールの国旗からして他国の追随を許さないほどずば抜けて美しいし、なんといっても芸術の国である。カフェ、ゴダール、石畳のパリの街、コルヴィジュエ、シャンゼリゼ、サティ、そして近代建築・・・。

とにかくオシャレを気取って表通りの小さいカフェで渋いエスプレッソを飲みながら煙草を吸って遠くを眺めていればそれでいいのだ。そうだ人生は”おしゃれ”でなければいけない。日々の生活はとても大変で、ハードな毎日だが、精神は常に”オシャレ”でありたい。オシャレという言葉は肯定的にも否定的に取られる。誤解を恐れずに言えば、僕はあらゆる意味でどこまでも何事も”オシャレ”ありたい願う。

話がグラグラしたが、結論。

自分の人生をオシャレにデザインしてゆこうではないか。
・・・もしその先に芸術があれば、もう最高だ。
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by akazami | 2010-09-25 21:04 | 日々のこと

素敵なキャッチコピー006

2010年9月24日(金)
素敵なキャッチコピー006
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無理だと笑うヤツを、笑え
           
          by 東京HAL
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by akazami | 2010-09-24 23:37 | キャッチコピー

素敵なキャッチコピー005

2010年9月23日(
素敵なキャッチコピー005
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奈良時代は、2度やってくる。
                by 近鉄
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by akazami | 2010-09-23 21:45 | 日々のこと

『ノルウェイの森』002

2010年9月19日(
『ノルウェイの森』002
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予告編がアップされた。
残念ながら今年のヴェネチア国際映画祭での受賞は逃したみたいであるが、透明感溢れるシネスコのイメージを観ると、大いに期待が募ってきた。
(ちなみに金獅子賞を獲ったソフィア・コッポラの新作『SomeWhere』も大いに観たい)



映画『ノルウェイの森』
【公式HP】
http://www.norway-mori.com/
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by akazami | 2010-09-19 14:02 | 映画

おしゃれカフェ

2010年9月19日(
おしゃれカフェ
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昨日は東京から大学時代の友人夫妻が家族を連れて遊びに来た。初対面の女の子は怖がりらしく茨城の見知らぬメガネ男を緊張した面持ちで凝視してくる。僕も普段小さな女の子と接するという機会が全くないのでタジタジになる。ウチの黒猫で応対したが反応は薄かった。なかなかの強敵。

夫妻は茨城に来たのだから茨城の名所を味わいたいと考えていたようだが、僕のほうは全く茨城の知識がなくあまりに無案内だったので彼は「茨城人の意味ないじゃん!」としきりに憤慨していた・・・。しかし、地方の人間はその地元に詳しいというのは全くの偏見で、そこに住んではいても好きで住んでいるのでなければ”地域愛”など沸くはずもなく、当然知識もない。これはやはり”愛情”の問題であろう。僕は茨城なんて全然好きではないのだ。

しかし奥さんが事前に情報をネットで調べていたので、我々はつくばの住宅街の隠れ家的カフェに行って来た。ここがすごく素敵な店で「こんな田舎にこんなしゃれたカフェがあるの?」と驚きつつ、これまた最高に素敵なまるで金魚蜂のようなグラスでアイスコーヒーをいただく。

古い田舎の倉のような建物を現代的にアレンジしたシンプルモダンなカフェで、店内のインテリアは僕が大好きな北欧デザインで統一されていて、白い壁とモダンな家具、ジャズな音楽がモダンなスピーカーから静かに流れていた。そこでスコーンというイギリスのお菓子を初めて食べたが、これが劇的においしく、「はっ!」っとなってうなった。スコーンうまい。それは特別なのもではないらしく、大阪の富田林にもあるとのこと・・・、うーん知らなかった。

田舎にも素敵な場所はあるものだ。
完全に都会と西欧に被れている僕は、田舎を少し見直したのであった。
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by akazami | 2010-09-19 11:12

茂木健一郎

2010年9月17日(金)
茂木健一郎
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最近は毎日家に帰って「茂木健一郎のブログ」を読むのが楽しみのひとつになっている。
とにかく本当に頭が好くて博識で猛烈な意識や思考をもって日々を全力で走っている。
本当にすごいし自分のやるべきことをトコトンは把握し、TVに多数出演している。

NHKでトップランナーという番組があるが、現在日本のトップランナーは文句なく茂木健一郎だ。今夜はうまく頭が回らないので・・・これまで。

茂木健一郎・・・
全速で人生を走り抜けているその行動力に、昔から深い尊敬の念を抱いている。
今日はまともな文章になっていないのだ・・・


クオリア日記【茂木健一郎】
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/
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by akazami | 2010-09-18 00:01 | 時代

名言006

2010年9月16日(木)
名言006
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例え、例えですね、 明日死ぬとしても、やり直しちゃいけないって、
誰が決めたんですか?
誰が決めたんですか?   

(TVドラマ『古畑任三郎』より三谷幸喜)
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by akazami | 2010-09-16 18:49 | 名言

ピアソラ

2010年9月15日(水)
ピアソラ
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今日は仕事でずっと車を運転していた。
久々の長時間ドライブに集中力を使いかなり疲れながらも、ボーっといろいろな物思いに耽る。運転は個人的に好きである。一人で長い時間車を運転していると普段考えないことなどを考えたり、ふっといいアイデアが出たりする。往復で約5時間以上の間ずっとipodでピアソラを聴いていた。

アストル・ピアソラ。アルゼンチンタンゴの作曲家でバンドネオン奏者。それまであったタンゴにジャズやクラシックの要素を取り入れ、前衛的な作風ででタンゴの歴史を塗り替えた”革命的音楽家”で、その独創性に満ちた音楽は音楽的に激しく難解であるが、世界中の人々の心を魅了してきたし、僕もその中の一人だ。

ピアソラを聴くとすぐにウォン・カーワイの映画『ブエノスアイレス』が思い浮かんでくる。特異の広角レンズ使用した乾いたモノクロと鮮烈なカラーの映像イメージに情熱的で哀愁に満ちたピアソラのタンゴが乗ってくる”果てしなく美しい異国映画”の傑作である。

まるで20世紀音楽の巨匠バルトークのような難解を極める実験性やクールでジャジーな展開、バンドネオンの魅惑的な音色。ピアソラが心の中に抱いていた”今までない新しいタンゴ”が、見事に炸裂している。そう炸裂しているという言葉がぴったりくる。「わーとんでもなく芸術が炸裂しているぜー」という感じ。岡本太郎と同じようにピアソラはどうしようもないくらいに”芸術家”なのだ。

映画、音楽、絵画、建築などすべてそうだが、作品からこの”強烈に芸術が炸裂している”感じを味わうことが、僕の中で大きな幸せの瞬間なのだと思う。この感覚は映画と撮りたいと思い始めた10代の頃から全く変わっていないし、むしろ年を追うごとに芸術への欲求はリアルさを増している。

僕はどうも本気で芸術が好きらしい・・・すごく大好きらしい。
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by akazami | 2010-09-15 22:25 | 音楽

『悪人』公開

2010年9月12日(
『悪人』公開
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才能とは分からないものである。
モントリオール映画祭で深津絵里が主演女優賞を受賞し、かなりの注目を集めている映画『悪人』が封切られた。主演は妻夫木聡で満島ひかり、柄本明、樹木希林など豪華キャストで吉田修一の原作のベストセラーを若手の李相日が監督した作品。

田舎にいるので観てはいないが(原作は前に読んだ)、予告編の映像から想像するにかなり映画的魅力を持った作品に仕上がっているようだ。吉田修一は割りと好きだが、原作を読んだ印象は社会の圧倒的な評価に比べると僕の印象はあまり芳しくなく「・・・長い小説だ、しかしあまりグッと来なし、文学的な美しさ物語的な面白さも言われるほどないような気がする、”悪人は誰だ?”というテーマ、イメージもあまりピンとこない・・・」といった感じ。

僕にとって気になるのはこの李相日(リサンイル)という同じ学年の監督。僕が大学の卒制で撮った映画が学内で賞を戴き、日本の映像系の大学や専門学校のトップをまとめて東京で上映しよう試みが99年に科学技術庁で行われ、そこで日本映画学校代表として上映された『青~chong~』を観たのだ。僕の作品は全く評価されず、この『青~chong~』は審査員の人達に激賞された。

僕の感じとしては「自分の映画が評価されないのはよくわかるが、なんでこんな映画の教科書通りに作ったような面白くもない青春映画ばかりが褒められるんだ!完成度が高ければいいのか?王道のどこがいい?ちきしょう。絶対間違っている、こんなベテラン職人監督が撮ったような映画なんか面白くもない!バカらしい!」と九段下会館の玄関で一人逆ギレしたことをよく覚えている。

しかし、『青~chong~』はその年のぴあフィルムフェスティバルでグランプリを獲り、李相日は一躍若手の有望株として劇映画をどんどん監督していった。その頃から暗黒の時代に入っていく僕とは対照的に彼の活躍は凄まじく、2006年の『フラガール』で早くも日本映画の頂点を極める。

才能とは分からないものである。『フラガール』を一人渋谷で観た時にはため息が出た「李相日・・・すげぇ・・・こんなすごい王道エンターテイメント映画をこの若さで撮り切るかなぁ・・・」。魅力的なキャラクター、強弱の効いた物語展開、見せ場の見せ方、刺激はないが落ち着いたカメラワーク、泣かせるドラマ演出、そして極めつけはラストの蒼井優のダンスシーン。最高に魅力的な蒼井をエネルギッシュで躍動感のある編集で見せきった李相日の監督ぶりに僕は足がガクガク震えた。それくらい『フラガール』は素晴らしい映画である。

李相日は”王道の映画監督”である。王道映画をちゃんと撮れる人はそんなにいない、というかほとんどいない。観客に魅せることを第一とはせず、ひねりにひねったマニアックなインディーズ映画なら誰でも撮れる。しかし、王道の映画は多くの観客の心を感動させ、さらに映画的な興奮を作品に注入しまとめ上げる本当の実力が必要となる。普通のレベルの人間にはどうひっくり返ってもこんな映画は撮れない。それくらいこの監督はすごい。

才能とは分からないものである。
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by akazami | 2010-09-12 21:08