風見篤史のブログ


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2010年8月1日(
音楽家 椎名林檎 三文ゴシップ
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「最近の日本の曲ってどれ聴いても同じように聞こえるよね・・・」という声を街でよく耳にするようになってもう久しい。そんなJ-POP界の中でもう10年以上も独創性に溢れ、全くオリジナルな音楽を発表し続けているアーティストがいる、そう”椎名林檎”である。

彼女の音楽は他のどのアーティストの曲とも似ていない。イントロをちょっと聴いただけで「あっ椎名林檎の曲だ!」と分かるのだ(これは僕だけの思いではないであろう)。これは本当にスゴイことである。90年代以降、オリジナルな音楽性を持って第一線のメジャーでずっと活躍しているアーティストが彼女の他にどれだけいるだろうか?CORNELIUS、くるり、EGO-WRAPPIN’・・・(しかし彼らは純粋な意味でヒットを求められるメジャーとは言えない)。
そうだ、僕がハッキリと断言してしまおう。
”椎名林檎は進化し続ける、天才である”。

そんな天才音楽家の最新作『三文ゴシップ』もやはりとてつもない傑作に仕上がっている。独創的なメロディに乗って骨太ロック・シックなジャズ・煌くポップ・無機質エレクトロ・華麗なストリングス・哀愁の歌謡曲、そこに英詞と日本語が入り混じった彼女の美しく悩ましい歌声が響く・・・もうこれはスゴイ・・・ため息しか出ない。彼女の前衛的なフィルモグラフィー同様このアルバムでも他の追随を許さない”絶対的な椎名林檎の世界”が展開しているのである。

日本の音楽史の新たな10年代(テン年代)も
”天才音楽家・椎名林檎”がきっと先頭を走ることだろう。



c0107704_1148890.jpg『三文ゴシップ』(2010年/椎名林檎)

椎名林檎公式サイト
【SR猫柳本線】
http://www.kronekodow.com/
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by akazami | 2010-08-01 12:05 | 音楽

女と男のいる舗道

2010年8月1日(
女と男のいる舗道
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昨日も超暑かった・・・。
ホントに僕は溶けそうで、溶けたら脂肪分が大量に流れ出すだろうと考えると朝からゾッとします・・・あと大事な髪も抜けそう・・・。今年の夏は予定などは皆無なので「1日でも早く涼しく穏やかな秋に進んでほしい・・・」そう日々感じています。

VHS『女と男のいる舗道』(監督:ジャン・リュック・ゴダール)を鑑賞。
女優志望の若い女がパリで娼婦として人生を悲劇的に生きる姿を、12章の短い断片的エピソードとして描いたモノクロ・コラージュ的なエッセイ風な映画。

この作品も他のゴダール作品同様に“高度な映画デザイン性”を感じさせる映画である。アンナ・カリーナのアップにシンプルなタイポグラフィでクレジットが被ってゆく冒頭のシーンからもそれがよく分かる。ここでもゴダールの映画デザインセンスは抜群で、非常に小さい数字とアルファベットが短い章ごとに挿入される字幕も個人的にはたまらない魅力になっている。

僕は勝手に思うのだが、きっとゴダールは”ショートボブのアンナ・カリーナがカフェでタバコをくゆらせる画を、モノクロで撮りたい”と思っていたに違いない。
個人的にはアンナ・カリーナをあまり美しいと思ったことはないのだが、この映画での白いジタンを吹かすアンナ・カリーナの仕草はクールでモダンですごく魅力的。

映画としてはとても美しい作品なのであるのだが、他のゴダール作品に比べると何となく各章ごとの構成がアンバランスであり(そのアンバラス加減が魅力と言えば魅力と言えなくもないが)、全体としては”詩的な佳作”という印象が強い。

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『女と男のいる舗道』(62年/フランス)
監督:ジャン・リュック・ゴダール   ★★★☆
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by akazami | 2010-08-01 00:12 | 映画