風見篤史のブログ


by akazami
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2010年 09月 05日 ( 3 )

技術革新

2010年9月5日(
技術革新
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恐るべき技術革新。
IT(Information Technology)分野での技術革新のスピードと変化は本当に凄まじい。Web、Google、ブログ、SNS、YouTube、Twitter、Amazon、ipod、ipad、iPhone、U-Stream、Will、電子書籍、3D映画・・・。人が何か行動する時のインターフェイスが変わり、そのプラットフォーム自体も大きく変化して、新しいパラダイムがやって来ている。

人は朝起きたらモバイルからTwitterで何かつぶやき、会社に行くまでにipodで音楽を聴きながらipadで新聞記事を読む。Web上の友達とFacebookでコミュニケーションを取りながら、iPhoneで今日の予定をチェック。会社では今日のアポイント予定の場所をGoogleストリートビューで確認する。午後からはU-Streamを使ってWeb会議。家に帰るとYouTubeを見ながらWillで軽い運動を。昨日Amazonから届いたDVDを3Dテレビ観ていると眠くなり、寝る前にまたTwitterで世界中に「おやすみ」とつぶやく。

僕が高校生の頃はインターネットもケータイもなかった・・・たった20年前の話だ。
そして僕は考える。僕が60歳になる2035年になった時世界はどのような形をしているのだろう・・・?例えばすべての紙幣はなくなり、みんなsuicaのような電子マネーになっている・・・。
きっと子供に言われるのだ。

「ねぇ、おじいちゃん。昔はお金って紙幣とか硬貨でいちいち手で渡してたの?」

こんな劇的な変化は長い歴史から見ても類を見ない。人間が火を使い始めたとか、紙を発明したとか、蒸気機関車などができた産業革命に匹敵するそうだ。映画『2001年宇宙の旅』を連想する。全くすごい時代に生きているものだ。


驚異のIT革命はまだまだ続く。
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by akazami | 2010-09-05 19:05 | 時代

『東風』『万時快調』

2010年9月5日(
『東風』『万事快調』
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昨日昼寝をしてからゴダール映画を2本、鑑賞。

VHS『東風』(監督:ジャン=ピエールゴラン/ジャン=リュック・ゴダール)
VHS『万事快調』(監督:ジャン=ピエールゴラン/ジャン=リュック・ゴダール)

この時期(ジャン=ピエールゴランと組んだ「ジガ・ヴェルトフ集団」名義で政治映画を発表)のゴダールは好きではない。同じ政治映画でも『中国女』はゴダールの原色溢れる映像センスと毛沢東ナイズされたキャラクターたちが政治について延々と討論してる様子がとてもユーモラスでPOPなデザイン映画で好きな作品であるが、ジガ・ヴェルトフ集団時期の作品は”頭でっかち”で映画的魅力はあまり感じないのだ・・・。

しかし、『万事快調』の労働者のストの工場をばかでかいミニチュアのようなセットは面白い。そこで「あーでもないこーでもない」で騒ぎまくる人々がまるでおもちゃの人形のように見えてくる。そしてゴダール特有のトリコロールでデザインされるタイトル字幕のタイポグラフィーはやはり秀逸。

劇映画から離れていた70年代のゴダール作品は完全に”思想・政治”の映画であり、芸術としての映画からは遥かに遠ざかっている。そこには60年代の前衛的な躍動感と高いデザイン性に満ちた映画的な魅力は薄く観ていてしんどいばかりである・・・。

劇映画の監督ゴダールとしての帰還は、1979年発表のの『勝手に逃げろ/人生』を待たねばならない。この80年代以降のゴダール作品はあまり観たことがないので楽しみである。


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『東風』(69年/フランス)
監督:ジガ・ヴェルトフ集団
★★


c0107704_3275476.jpg『万事快調』(72年/フランス)
監督:ジガ・ヴェルトフ集団 
★★☆
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by akazami | 2010-09-05 03:37 | 映画

呉美保の新作

2010年9月5日(
呉美保の新作
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Hanaちゃんという大学の同級生から「『ノルウェイの森』の制作主任やってたんだよー」などというコメントをもらうとホントに嬉しくなる。彼女は才女で『ぐるりのこと。』『ストロベリーショートケイクス』『デトロイトメタルシティ』など良質の日本映画に制作の人間として関わっている。

一時期彼女と仕事していた時期があるがとにかく”仕事ができる女”で、僕ようなへぼADはドジばかりでいつも怒られていた。近いうちに彼女がプロデューサーになってオリジナルな映画作家の作品をたくさん世に送り出す時代がくるだろう(期待している)。

同級生の才女と言えば昨日から公開されている『おかんの嫁入り』を監督した呉美保(オミポ)がいる。山下敦弘君、柴田剛君、寺内康太郎などの大学の同期がドンドン映画監督になっていく中で、小柄な彼女は全くダークフォース的な大穴であった。大学の頃は指しあたって監督として自主映画を作っていたという印象はなく、大学を出た頃は「なんか大林宣彦に弟子入りしたみたいだよ」などと聞いていた。

そんな彼女の大竹しのぶと宮崎あおいという2大女優を迎えて撮った新作『おかんの嫁入り』が昨日から東京で公開されている。前作『酒井家のしあわせ』(まだ未見)に続きまた”家族”テーマにした作品のようだ。
僕自身あまり”家族”というテーマに興味は薄く、精神が個人的で孤独な人間としては
「これかも家族をテーマに映画と作っていきたい」という彼女のインタビューを読むと「へぇ~・・・家族ねぇまぁ大切といえば大切だよねぇ、ふーん」などと思ってしまう。

家族、親子、兄弟・・・う~ん、僕はあまりピンとこないのだ。



『おかんの嫁入り』【公式サイト】
http://www.okannoyomeiri.jp/index.html
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by akazami | 2010-09-05 01:04 | 映画