風見篤史のブログ


by akazami
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2008年 06月 07日 ( 1 )

2008年6月7日()
日本の最重要映画監督 7人


土日は仕事が休みなので、掃除、洗濯、クリーニング屋、など「男一人暮らしの週末恒例業務」を午前中にこなす。それから吉祥寺TSUTAYAで「デスノート前編・後編」をレンタル。
午後はのんびり雑誌をペラペラしながら、いつの間にか昼寝へ・・・。

今日は私が個人的に思う”日本の最重要映画監督7人”を書挙げよう。
まずは■黒沢清(1955年生まれの52歳だから2つ上の世代だね)。

次は■青山真治(1964年生まれ)、■石川寛(1963年生まれ)、■橋口亮輔1962年生まれ)、この3人はちょうど40代の監督たちでちょうど1つ上の世代だね。

そして■山下敦弘(1976年生まれ)、■西川美和(1975年生まれ)、■横浜聡子(1978年生まれ)
この3人は完全に同世代だね。自分は1975年生まれ。

それぞれ監督たちのフェイバリット作品
■黒沢清は『人間合格』『アカルイミライ』も捨てがたいが、中でも一番は『ドッペルゲンガー』。
『ドッペルゲンガー』観た直後、「黒沢清だけは他の監督らと全く違う次元で映画を撮っている」と思い、放心状態で席をしばらく立てなかった・・。

■青山真治はやっぱり『EUREKA』。浅田彰氏が2000,年公開当時コメントしている
「映画の21世紀は『EUREKA』をもって始まる」。
今は2008年だが、私も「00年代の映画は『EUREKA』で始まった」と思っている。

■石川寛は『Tokyo.sora』と『好きだ、』の2作のみであるがベストは『好きだ、』
この人の”完全に独創的な感性で唯一無比オリジナリティ”で映画を撮る。まさに”洗練された映画の才能がすべてのカットで隅々まで浸透している”感じ。とにかく石川監督は”映画の才能”というものは”どうしようもないけれども決定的に存在する”と痛感するさせられる稀有な映画監督。

■橋口亮輔はもちろん『ハッシュ!』。もう心から大好きな映画。今日(6/7)渋谷シネマライズで公開が始まった新作『ぐるりのこと。』が観たい。自分で体験した「鬱」の辛い経験を活かした作品のようだ。(偶然だが橋口監督と同じく”鬱と闘った6年間”を私も経験した。しかも同じく私も6年間本当に苦しんだ)。ちなみに私も今はそれ乗り越え”常にプラス思考”でポジティブに日々を邁進しています。橋口監督は寡作な監督だがその映画は常に”心に刺さる”。


■山下君の映画はいずれも好き。今までのベストは2作目の『ばかのハコ船』だったけど、今現在のベストは『松ヶ根乱射事件』。脚本の向井君とのコンビはやはり最高でで初期山下映画の集大成な作品で凄いレベルの”傑作”と思う。去年『天コケ』で大ブレイクした山下君の動向からは目が離せない。(この活躍は大学の同期として、やっぱり嬉しいし、やっぱり悔しい)。

■西川美和はもちもん『ゆれる』。30歳の女性が撮った映画とはとても思えない傑作。すべてにおいて物凄い完成度であると思うが、中でも心底驚くのは「男の兄弟の話」を見事に描いているという点。よくある”女性監督ならではの感性で描いた~”うんぬんな言葉のど皆無な堂々たる演出。カンヌは海外でいつも受ける”ジャポニズム”な河瀬直美などにグランプリを与えているべきではない、西川美和に比べれば河瀬直美などアリンコもみたいなものだ。”映画の才能”のレベルがそもそも段違いに違う)

■横浜聡子は『ジャーマン+雨』。去年のクリスマスにユーロスペースで観た時の衝撃は忘れられない・・・。「彼女は天才か?ただ狂っているのか?なんだこの映画パワーは?・・・」。この監督を言葉にするなら「日本映画の突然変異」あたりか。たまたまその日はトークショーでゲストで登場した山下君と話していた。なんだか無口な美人な人で、「こんなカワイイ女の子がこんなとてつもない映画をとるんだぁー・・・」と微妙な感情になったのを覚えている。彼女の次回作など想像すらできないが、”映画の才能が炸裂している”に違いない。


※来月に私の母校大阪芸大映像学科の”卒制展”東京で開催されるらしい。
熊切さん、山下君、剛君の活躍でもしかしたら大阪芸大映像学科は”ブランド化”しているのかもしれない。(私の頃は大阪のマイナーな場所でひっそりとやった程度だった・・・)。
ちなみに本田さんのオリジナル企画の新作『GSワンダーランド』(栗山千明主演)は超観たい。タイトルからしてきっと60年代カルチャー”本田ワールド”全快のPOPでカルトな「怪作」な気がする。

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by akazami | 2008-06-07 21:43 | 映画