風見篤史のブログ


by akazami
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みんないろいろ

2008年5月8日(木)

なんだろう・・・この感じ・・・不思議でとてつもなく大切なような感じ。
今、ビールを何杯かのいる。いろいろな感情が自分の血管を猛スピードで走っている。
何かが動いている。・・・。

今週は何かといろいろあった。
みんなそれぞれの苦しみ悲しみ、責任を背負って生きている。そして前に進んでいる。

ある友達は10年以上も勤め上げた会社を辞め、これから新しい環境に飛び込もうとしている。
彼は言う
「そりゃ不安だらけだよ、でもそんなこと嘆いたってしょうがないだろ。風見は”人生の転機だな”というがオレはそんな風に思っていない、ただ前進していると思っているだけだ」

ある友達は大きな借金を自分の力で完全に返済し、この先の親のことを考え、田舎に帰ることを考えている。彼には恋人がいる。ただでさえ仕事が少ない田舎に戻るとはどういうことか・・・?
「彼女が嫌であればしょうがない。オレが面倒を見なきゃ誰がみる?・・・」
そして彼は言う
「風見は最初から母親がいない。その時点ですでにオレとは次元が違うんだ。最初から叶わないんだ、スタート地点が違う。それは昔から感じてたよ・・・、オレには親がいる」。
オレは彼を心から尊敬する。お前のガッツと気持ちには心から頭が下がる・・・かなわない・・。

そして別の友人はとも酒を飲む(彼は飲めないが、)。彼は去年生まれたばかりの息子を失った。それは短い「命」だった。
初めて、事情を聞いた。・・・。誰も悪くない、誰の落ち度もない、こればっかりはどうしようもないことだ。しかし、しかし、自分の子供が死んだという現実は現実だ。1mmも動かしがたい事実で現実だ。・・・。そんな男にかける言葉なんて自分には見つからない。しかし、最初の悲報を聞いたときに、メールでオレは振り絞って書いた。
「奥さんを守ってやれ、命がけで支えてやれ、今はそれしかない」
”死”というものに他の誰よりも理解と免疫があると思っている自分でも、「子供の死」に対する悲しみというものはわからない・・・。それ決定的な悲しみではないのだろうか?

オレは訃報を聞いた時すぐさま思った。
「またか・・・」
いっつもそうだ・・・。いっつもだ・・・。人は突然死ぬんだ。予想や心構えなんて1mmもできない、自分の耳に入った時はすべては終わっている。すべては事後報告だ。何もできないんだ」

彼は久振りの男同士の飲みの中、「もう終電だから」と言って、夜に実家に戻っていった。
彼は自分の妻を守ることを最優先にしている。実践している。心から尊敬する。


今日大好きな映画をまた借りてきて観た。
石川寛の『好きだ、』という映画だ。
観ている最中にケータイが鳴った。それは受けていた会社からの内定決定の連絡だった。
すぐに映画に戻った。何度観てもやっぱり素敵な映画で、ラストで感情が込み上げた。

みんないろいろあるけど、
いい映画はやっぱりいいんだ。
前を向くことが最も大切なことだなんだ。

明日はお母さんの命日だ。
帰らない。
俺は東京で前を向いて全力で走る。
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by akazami | 2008-05-08 21:16 | 日々のこと