風見篤史のブログ


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依存について

2010年10月13日(水)
依存について
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人間は何か依存しながら生きている。
アルコール、煙草、恋愛、ケータイ、子供、活字、ファッション・・・その対象は無数にある。その中でも社会的に最も悪い依存とされているのが”麻薬”である。いわゆる麻薬は法的に規制されており、その使用または所持は厳罰に処される。

僕は依存性が高く精神の弱い人間であるので、それは“悪”“いけないこと”とわかっていてもつい手を出してしまう人間の気持ちがよくは分かる、非常によく理解できる。だからといって麻薬・ドラックを肯定しているわけではないが、厳しい現実社会の中で生きていくのは大きなストレスであり、そこから現実逃避する手段としての格段の効果を発揮するのであろう麻薬はやはり魅力的に写る。

ヘロイン、コカイン、大麻、LSD、覚せい剤・・・それらのドラッグを使うと圧倒的な多幸感を味わえるらしい。尋常ではない快楽感のようだ。ハードで辛い現実世界から遠い世界に少しの間だけトリップできるのであろう。ベトナム戦争のアメリカ兵も大麻を常用していた。もし、薬をやりながらでも健康や精神に害をもたらさず、社会的に自立した人間として行動でき、その上でずっと快楽が続くのであれば、みんな“麻薬”をやるはずである。自然の流れから言えばだが。

しかし、そこには恐ろしい“副作用”が待っている。幻覚・幻聴・体温の異常変化・体中に走る激しい激痛、薬が切れた時の精神錯乱。一度中毒に堕ちれば地獄の世界が待っている。止めたくても、薬をやらなければ狂ってしまうのでどうにかしてお金を集め、またやる。そして恐怖の中で勝手に死んでいくのだろう。そう、まさに映画『トレインスポッティング』のように。

2010年、押尾学、酒井法子、田代まさしと有名人が次々逮捕されている。彼らは少しでも気持ちよく、楽になりたいのだ。その精神の脆弱さと薬物依存ついて僕はよくわかる。痛いくらいによくわかる。現実がどうしようもなく辛い時、目の前にそういう状況があれば自己コントロールとモラルを失い、思考停止状態になり、つい手を出してしまうはずだ。


僕は麻薬を肯定も否定もしない。
自分でやって勝手に死ぬのなら自業自得なだけである。
薬は瞬間的には最高なのだろうが、その先には破滅しか待っていない。
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by akazami | 2010-10-13 20:26 | 日々のこと